おかげさまでWRX STI 系の車両にオーリンズダンパーのご依頼を頂くことが多く、色々なパターンがあるのですがこんなパターンもあるよ。
と言うのが、今回のパターン。
最初の頃は、サーキット走行までは・・・。
と思っていて街乗りからワインディングぐらいまでの乗り心地を確保したようなサスペンションを装着していたけれど、
ある日突然サーキット走行楽しいなとなって、ハイグリップタイヤを履き、タイムも上がって来て、となって最初の頃に入れた足回りでは運転の仕方が合わなくなってしまう。
なんてことが結構出てきます。
そんな時に有効なのが、車高調のオーバーホールのついでにサスペンションの仕様変更と言うのが一つの答えです。
サーキットを走り始めると、走るたびに1秒ずつタイムが更新されてぐんぐんドライビングテクニックが成長していくフェーズがあるんですよね。
TC2000だと1分10秒ぐらいから5秒ぐらいまでの間、富士スピードウェイだと2分15秒ぐらいから5秒ぐらいまでの間かなぁ。
そして、そこから先のどこかのタイミングで嘘のように足踏みになるタイミングがやってくる。
その足踏み期間は、長く苦しい期間だったりするのですが、自分のクルマを見直す良いタイミングでもあります。
そんな時に、澁澤メカを捕まえて相談をしてみると、色々ヒントをくれるのですが
その中でも、良く提案するのは足回りのセットの見直し
初期の頃に装着した車高調の仕様と今のサーキット走行での使い方に差が出てしまって、
無理してタイヤを使うことでタイヤの外側がモリモリ減ってしまっているなんてことがあったりします。
そんな時には、車高調のスプリングレート変更と仕様変更をしてみましょうか?
と言う形になるのですが、標準オーリンズダンパーを装着されているオーナーさんは、TPSオーリンズダンパーへ仕様変更して一気にサーキットスペックへと進化させることも可能です。
今回も、標準オーリンズダンパーを装着されていたお客さんが、オーバーホール時期を迎えTPSオーリンズダンパーDFVへ仕様変更していただきました。
スプリングレートは硬くなるので、乗った感じは硬くしっかりとした乗り味になるのですが、
その割にドン!と衝撃が入る時は突き上げの衝撃の角が少し優しい感じと言うか、丸みを感じるような不思議な乗り味です。
そんな乗り味を楽しんでいただけるのがTPSオーリンズダンパーDFV仕様です。